鉄欠乏性貧血だけではない!フェリチン不足で起こる病気

鉄分は身体だけでなく心にも影響を与えるミネラル

鉄分は身体だけでなく、心にも大きな影響を与えるミネラルです。
鉄は身体を構成する細胞や血液などを生成する際に使われる他、エネルギーを生み出す際にも使われる栄養素だからです。
そのため、体内の鉄分が不足すると、身体にも心にも様々な不調が現れます。
具体的には、動悸息切れをしやすくなったり、口内炎ができやすくなったり、めまい立ちくらみに悩まされたりといった身体の不調として現れるパターンと、イライラしたり、眠れなくなったり、やる気が起きなかったりといった心の不調として現れるパターンがあります。

 

フェリチン不足とは?

一般的な血液検査で鉄分の不足を調べる場合は、ヘモグロビンの値だけでフェリチンの値は調べませんが、精密な血液検査では、ヘモグロビンとフェリチンの両方を調べます。
なぜなら、ヘモグロビンの値は正常であるのに、フェリチンが少ないために鉄欠乏性貧血の症状が出る場合があるからです。
フェリチンの正常値は男性と女性で異なりますが、フェリチンの値が40以下の場合、鉄欠乏性貧血の予備軍であると考えられます。

 

フェリチン不足で起こる病気は鉄欠乏性貧血だけではない!

鉄を蓄える働きをしているフェリチンが不足しているということは、体内にストックされているはずの鉄分が不足しているということに他なりません。
そして、この鉄不足は、鉄欠乏性貧血を引き起こすだけでなく、精神疾患神経疾患としても現れることがあります。
血中の鉄分が不足すると、フェリチンに蓄えられていた貯蔵鉄が酸素を運ぶ働きをしているヘモグロビンの方に優先的に回されるため、細胞や神経組織を作ったり、エネルギーを生み出したりする方に回される量が減ってしまうからです。

 

フェリチン不足による精神や神経の病気

精神疾患を持つ患者さんの多くが、フェリチン不足であるという検査結果が出ています。
鉄不足によって、ドーパミンやノル・アドレナリンなどの神経伝達物質の生産が減少するからです。
フェリチンが神経や精神に影響した結果引き起こされる病気としては、睡眠時に手足がむずむずして眠れなくなる「むずむず脚症候群」や、食べ物をうまく飲み込めない「摂食障害」、精神的に落ち込んだ状態が続く「うつ病」などがあります。

 

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