フェリチンと肌荒れの関係性〜フェリチン不足の皮膚への影響〜

フェリチン不足は全身の問題

鉄は血液やエネルギーを作るために使われる他、細胞の生成や、体内での化学反応の触媒としても使われる大事な成分です。
その鉄分を体内の至る所で貯蔵する役割をしているのがフェリチンというたんぱく質で、いわば鉄の貯蔵庫の働きをしています。
つまり、そのフェリチンが不足するということは、その内部に貯蔵できる鉄分が減るということを意味しています。
ですから、フェリチン不足は結果として、鉄分を必要とする身体のあらゆる部分に様々な問題を生じさせることになるのです。

 

皮膚に大きな影響を与える鉄分不足

フェリチンに貯蔵される鉄分は、健康な皮膚を保つためには欠かせない栄養素です。
皮膚や粘膜を生成するために不可欠な成分であるというだけでなく、免疫力を保つためにも重要な役割をしています。
免疫力の低下した肌は、わずかな外部からの刺激でもトラブルを起こしやすいため、肌荒れが目立つようになります。
また、鉄分は肌にハリを持たせるコラーゲンの生成にも使われます。
ですから、鉄分が不足すると肌のコラーゲンも不足し、肌の水分量が減ってしまいます。
肌の内部に保てる水分量が減るために、カサカサとした肌荒れが目立つようになるのです。

 

フェリチン不足は肌のターンオーバーを乱す

フェリチン不足によって貯蔵鉄が減ると、新しい皮膚が生成されにくくなります。
本来であれば、肌が多少荒れても、すぐに新しい肌に生まれ変わるために目立たないはずですが、ターンオーバーが乱れ、生まれ変わりのタイミングが遅くなっている肌は、荒れたままの状態を長時間にわたって放置するのと同じことになってしまいます。
そのため、フェリチン不足が肌荒れを起こす原因になっているだけでなく、目立たせる原因にもなっているのです。

 

フェリチン不足は肌荒れ以外にも皮膚への影響が大

フェリチン不足によって体内の鉄分の量が低下すると、貧血の症状により、顔色が悪く、くすみも目立つようになります。
また、ターンオーバーが乱れているため、シミやニキビの目立つ肌も新しい綺麗な肌に生まれ変わるタイミングが遅れてしまいます。
ですから、肌を美しく保つためには、フェリチンを増やし、十分な量の鉄分を体内に常に貯蔵しておく必要があるのです。