フェリチン不足と不妊の関係性〜貧血と不妊の密接な関係とは?〜

このページでは、不妊とフェリチン不足にはどのような関係があるのかについて考察し、説明していきたいと思います。

 

フェリチンが5以下だと妊娠が難しい

まず、フェリチン不足は、不妊に大いに関係しています。
何故かというと、鉄分が不足していると卵細胞が上手に育たなくなるからです。
鉄分は、全身細胞を構成する上でとても大事な要素です。

 

人間の体の中にある、鉄を貯めておく鉄のダムといわれる貯蔵鉄の量(いわゆるフェリチン)がどのくらいあるのかを調べる事が必要です。
このフェリチンの値は、少なくとも30ng/ml〜50ng/mlが必要な値とされ、理想としては、100〜150ng/mlあたりといわれています。

 

栄養療法で体内の鉄分の貯蔵庫といわれるフェリチンの値が上がり、妊娠に成功したという例が挙げられます。
フェリチン30を超える事で体調が良くなるといわれてますが、産婦人科では、貧血の状態のバロメータとなるフェリチンの値が5〜10以内だと妊娠は難しいといわれています。

 

貯蔵鉄が少ないと貧血が起こり不妊になりやすい

女性の場合、生理前後は子宮が剥がれ落ちる事で血液が多く排出される為、貧血を防ぐ為にも鉄分豊富な食材やサプリメントを摂らなければ余計に鉄分が不足し、益々体調が悪化します。
貧血の診断基準については、赤血球のヘモグロビンから使用されます。
しかし、体内の鉄分とは、組織鉄や貯蔵鉄として存在しているといわれています。
赤血球に含まれているヘモグロビンが正常値であった場合も、貯蔵鉄が少ないと体内の組織には鉄分が十分ではないとされます。

 

酸化ストレスとなり卵子の染色体異常が増加する

鉄不足になると、不妊や肩こりやめまいや冷え性などの症状が出ます。

 

フェリチンの値が30を超えるとこうした症状はかなり改善されるといわれていますし、50以上では、とても治りやすくなるようです。

 

フェリチンが不足すると鉄分が不足し、活性酵素が発生し、抗酸化酵素の働きが低下します。
すると、卵子の染色体異常が増加し、酸化ストレスになります。
この酸化ストレスもフェリチン不足と同様に不妊の原因となる為、日頃から鉄分をしっかり摂る事が必要です。